子供達が巣立っていくとそれはそれで心配です

今の時代、新卒の学生の初給料は5月に出るらしいですね。私の場合はもう20年以上前ですが3月から働いていて4月は初めての給料が出ました。主人の場合は3月から働いていて、恐らく日割りの給料を3月分だけくれたと思います。3月末までの身分は学生で4月から新社会人という感じです。息子も今年度で家を出て会社の寮へ行くらしく、それから一人暮らしが始まるのですが、自分で決めた道だから悔いはないだろうと思っています。

どうやら従業員は単体で1万人を軽く超えてその他グループですとどれくらいになるのかちょっとわかりません。大きいイコール良い会社とは必ずしも言えませんが、スケールメリットが発揮されるかもしれません。何でも団体割引、大口割引と言った考え方が出来ますので、何をするにも安く設定できると思うんです。当然組合の健康保険で政府管掌の健康保険と違いますから、独自の良いところがあると思います。

別に修士卒で就職するのではないですが学士卒でも研究職として仕事が出来るようです。それは実際に大学で研究をしていたりすると出来るようになってくるのかもしれません。私も主人も文系ですから理工系の勉強は解りませんし、仕事について何か解るかと言うとそれは基本的なビジネスマナーくらいしか教えられないでしょうね。それに院卒の方が良いのか大学卒の方が就職にプラスなのかそれも決まっていません。

大学院卒の人達が良い人生を過ごしているのか、大学卒はたとえ理工系でも文系と同じ扱いを受けて就職に不利となるのでしょうか?細かいことや難しい手作業などはこれからロボットがこなして行って人間は何もしなくてよい時代になるかもしれません。

交渉時に外国語が解れば便利なのでしょうけど、これこそ翻訳ソフトの良いものが出て来るはずです。けれど込み入った話はやはり人間同士ですらすらと処理された方が感情的にも良いだろうし、プログラミングや語学について理解があれば仕事には困らないのかもしれませんね。

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うつ病の私がペットでうさぎを飼い始めた話

20代前半の春、私はうつ病と診断されました。これは、そんな私が1匹のうさぎをペットに招き入れてからの、生活や性格の変化のお話です。

高校を卒業してからというもの、一定の職に就き続ける事が困難だった私。同じ職場では1年も持てば良い方でした。コンビニ、飲食店、キャバクラ、スナック等本当に沢山の職業を経験してきました。なぜそんなにも転々としてきたのか。それには、私の性格が関係していました。私は、非常に飽き性だったのです。
そんな私ですが、20歳~24歳までの間では一度も職を変える事もなく一つの職場に居ました。それは水商売ですが、私にはとても楽しくやりがいを感じ、また自分の存在が多くの人に認められる、そんな感覚が得られる職でした。私はこの水商売が好きでした。

水商売を始めて4年目のある日、店のオーナーとひと悶着起きました。金銭の事が原因ではありましたが、その頃の私は24歳。水商売の女は世間の目からは白く見られます。私は、一般的な昼職に就きたいと思っていたのです。オーナーにたびたびその相談はしていましたが、その相談はもう1年も続いていたのです。1年前から言い続けている事なのに、オーナーはどうしても私を辞めさせてくれませんでした。それもそうでしょう。毎日お店に出勤しており、多数のお客さんからも支持をされ、店の看板だと言われ続けていたのだから。結局、オーナーからの脅迫や恐喝等がきつくなり、私は第三者を入れ、警察に協力を仰ぎ、見事水商売の世界から脱する事が出来たのです。

脱してすぐはまだ次の職場は見つかっていませんでしたが、事件の事で私を支えてくれていた方が新たな職場を紹介してくれました。ガソリンスタンドでした。私はまた、初めての経験をしていくのです。セルフのガソリンスタンドでの給油はした事があったので、給油自体はそんなに難しい事ではありませんでした。仕事は沢山ありましたが、私の出来る事はほんの一部でした。

スタンドでの人間関係にも多少慣れた頃、朝起きる事が少々辛くなってきました。夜も早めに寝ているし、好きなお酒も休日にしか飲んでいません。しかし、朝が辛いのです。重い体を起こし、毎朝仕事に向かいました。

そんな日が続いたある日の朝。私は、ついに起きれなくなりました。嫌だ、仕事に行きたくない。しかし仕事は行かなくてはなりません。無理して起きようとすれば吐き気が止まらなくなるのです。2週間ほど休暇を貰ったのですが一向に良くならず、家族の勧めで精神科に行く事になりました。うつ病でした。沢山の薬が何週間分も処方されました。私は、自分が情けなく思えて仕方がありませんでした。

薬に頼り寝てばかりの私の元に、家族が様子を見に来ました。何やら大きな荷物を持っています。別部屋に待機させられ、呼ばれて戻ると、そこには1匹の仔うさぎがいました。アニマルセラピーというものがあるらしい、と家族が言いました。しかし私はうさぎなんて飼った事がありません。
初めてなのです。沢山調べました。習性、仕草、食べ物。いつの間にか、かけがえのない存在になりました。

自分の手でいつの間にか大きくなっていき、自分がよると小屋から出てきてケージの入り口で待機し、手から餌を食べる姿に、私は癒され続けました。うさぎと生活して7か月が経つ頃、もう病院へは行かなくなっていました。ペットが私たち人間に与えてくれるものは本当に沢山あります。私は、病気を克服する力を貰いました。今は新たな職に就き、結婚も決まりました。

命を大切に。それがうさぎから改めて学んだ命の事。これから生まれてくる命とも、仲良くして欲しいものです。

私の行きつけの歯科は大いに信頼できる

私には行きつけの歯科があります。そこは小児歯科もされているせいか、待合室はとても明るい雰囲気です。子供が遊ぶスペースも確保されています。

歯科というと以前は暗い雰囲気のところが多かったようですが、今行っている歯科は全体的に明るい雰囲気なので、大人だけでなく、たくさんの子供たちも嫌がることなく治療に来ています。私もこの歯科に行くようになって、6ヶ月ごとの歯の検診にもきちんと行くようになりました。

それまでは多少虫歯があっても、治療に行くのが嫌で放っておくこともありました。でも今のところは先生やスタッフの対応が良いので、行くのが苦になりません。それに先生の技術が良いので、安心して治療をお願いできるということも大きな理由です。虫歯の治療も痛くないので嬉しいです。また感心なのが、治療の方針をきちんと説明されることです。どんなに少しの虫歯でもレントゲンを撮って、それを見ながら歯がどのような状態か、そしてそれをどのように治療していくか、またその治療にはどれくらいの期間かかるかなど、細かく説明してくださいます。それから先生が優しいので、わからないことや不安なことは何でも相談できます。歯科治療では先生が信頼できるかが大切ですが、私の今の行きつけのところはまさしく、大いに信頼できる歯科です。

耳鼻科は家族全員のかかりつけを見つけましょう!

歯医者さんや皮膚科などと同様に、自然治癒できないのが耳や鼻の疾患です。それだけに信頼して長く通院できる耳鼻科があると本当に助かります。診てくれる先生の診断と医療機器の充実と受付の方の対応などが信頼のおけるポイントかと思います。我が家の場合は、旦那さんは四季を通して色んなアレルギーが出るので季節の変わり目に早めに受診しています。アレルギーの種類やお薬の効き目の強さなど気軽に聞いたり相談したりできるようです。

私自身は受診したことはありませんが、3歳と1歳の2人のチビッ子達は中耳炎の治療で大変お世話になっています。母親として必ず付きそいますのでやはり通いやすい環境だととても助かります。耳も鼻も最新のスコープを使いしっかりと症状を診てくれますし、私自身も画像でそれを確認することができます。頻繁に中耳炎にかかるので通院は大変ですが、ウェブでの予約が可能なので待ち時間も調整できます。キッズスペースや絵本も用意がありますし、トイレにはオムツの交換台もありとても安心です。しかしいざ治療となると乳幼児はどうしても羽交い締めにしないと危ないので号泣することにはなります。医療が進歩していると言っても子供にとってはまだまだ耳鼻科は怖い所なようです。耳を診るスコープや鼻の吸引による痛みは実際はそれほどないだろうと思いますが、やはり異物感というか何かが入ってくる感じに耐えなくてはならないので恐怖なようです。

自宅でできる吸引器などもネットなどで販売されていますが、何かの症状が出る前に耳鼻科で定期的にお掃除する方が風邪や中耳炎の予防になります。小児科だとアナログな器具で耳の中を診るだけだったり、吸引器も吸い込みが弱いものだったりするのでやはりスッキリ治すには絶対に耳鼻科です。ですので歯医者さんや産婦人科のように無痛とまではいかないにしても、耳鼻科の治療の少しの痛みも緩和されていくと母としてはありがたいです。うちのチビッ子もケムリが出てくる吸引器のモクモク?は喜んでやるので、それで色々と治ったら楽だなあ?なんて思います。沢山の病院の中からこのように通える所を見つけるまでは大変です。ですが経験的に言って、総合病院よりも「その町の耳鼻科さん」がかかりつけになるのが一番です。大変だとは思いますがあきらめずに探すことをオススメしたいと思います。

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今まで私はわきがに悩んでいました。

今までは自分がわきがであるなんて思ってもみなかったし、体からくさいにおいを発している人にある種軽蔑の念を抱いてもいました。しかし、学生のころ、友人に「あなた体臭に気を付けたほうがいいよ」と言われかなりのショックを受けました。

確かにその時は友達なのにそんなこと言ううなんてと、恨みましたが、友達だからこそはっきりと目の前で言ってくれた。そのおかげでわきがを改善するきっかけにもなりました。あの頃はショックも大きかったけれど、あの時友達にはっきり言ってもらわなければ、ずっとわきがのままだったと思うと、友達には感謝の念でいっぱいです。

さて、そんなわきがの改善方法ですが、主に2つの視点があると思います。一つはほかのにおいで腋臭のにおいを打ち消す方法。2つ目は腋臭自体のにおいを出さないようにする方法です。一つ目の方法に関してはあまりお勧めではありません。なぜなら例えば香水や制汗剤などを使用したとします。でも、それはずっと効果があるわけではありません。汗をかいたり、シャワーを浴びたりするとすぐに元通りになってしまいます。やはり臭い物に蓋をするだけでは、いつか蓋は空いてしまうのです。

そこで2つ目の腋臭の原因自体を絶ってしまう方法です。これは効果ありでした。なぜならにおい自体が出ないものですからにおう心配もありません。さてその方法についてですが、一番手っ取り早いのは生活習慣の改善です。脂肪の多い食事、喫煙、不規則な生活、どれもわきがを引き起こす原因になります。わきがを治す近道は手術などがあるとは思いますが、やはり身近なところを一歩ずつ改善していく方法がいいのではないでしょうか。そして、そのような身の回りのことを継続してやって、それでも治すことができないのであれば、病院にいって手術などをするべきなのではないでしょうか。やはり体臭は日本人にとっては人の評価を左右する重要なポイントでもあるため、真摯に向き合わなければいけないと私自身も思いました。

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製麺工場の排水処理装置を交換しました

実家は小さな製麺工場を経営しています。
僕は2年ほど前から父の跡をついでまずは現場の工場のリーダーとして働いています。

最近ちょっとした問題がありました。
工場で使った排水を廃棄するためのタンクから少し異臭が出ていることに気づきました。
工場の担当の人によると、排水処理をする装置が調子が悪くなることがたまにあるらしく、処理効率が落ちてしまうそうです。
操業当時からある設備なので、もう40年近くなります。
整備もいろいろ頼んではいるんですが限界なのかもしれないなと思いました。
やはり周囲との関係なども考えると、利益はまず周辺環境から還元しないといけないというのは祖父の代から言われてきたことでした。
父に相談すると、これを機会に装置を新しく変えようということになりました。

これまで整備してもらった環境設備の会社は今はもうメンテナンスをするだけになっているらしく、小規模の環境設備を扱っている会社を紹介してもらいました。

一度工場まで見に来てもらうと、設備自体の大きさにびっくりされていたみたいで「古い機械だから大きい設備ですが、今はもっと小型の設備で排水も出来ますし電気代も安いですよ」と言われました。
やはり40年も経つと変わるんですね。
父も交えて見積もりの値段を聞くと、これまで1年にかかっていたメンテナンス代で十分賄える金額です。
「もう少し早く考えていても良かったな」と父とも話して早速導入してもらうことにしました。

導入する装置はバイオ排水処理装置というもので1m四方くらいの小さな装置でした。今の装置の3分の1くらいの大きさですが、バイオの働きで分解をするそうで水と汚泥を綺麗に分解してくれるそうです。
設備にかかる期間は移設も含めて約2週間程度。
排水を止めないと出来ない作業は夜にしてもらって工場の営業には全然支障なし。
あっという間に出来上がりました。

一番効果を感じたのは臭いですね。
前の機械は周辺までにはいかないものの、工場にいるとやっぱり排水の臭いが気になっていました。
これが新しい装置に変わってからはそのスペースに行っても臭いが全くしません。
工場内の臭いと混ざることが無くなったので、工場内の作業者の人の環境も良くなりました。

周辺環境にも優しいし導入を決めて正解でした。

ある優しき殺人者の記録を見ました

映画を見ることが大好きなのですが、最近友人にオススメされて『ある優しき殺人者の記録』という映画を見ました。
以前にもお気に入りの映画批評ブロガーさんがかなりの高評価をしていたことで名前だけは聞いたことがあったのですが、なかなかテーマが重そうで見るに至らなかった映画でした。
しかも私は基本的に洋画か邦画しか見ないので韓国の映画はあまり見たことがなく、慣れることができるかもすごく不安でした。

ただちょっと調べてみると監督は白石監督という日本人の方で、この映画は日韓共同の作品ということがわかりました。
実際に映画の中には日本人のキャストもたくさん登場しています。

ジャーナリストのソヨンのもとに幼馴染だったサンジュンから突然連絡が入ります。
ただサンジュンは現在18人連続殺人犯として逃亡中の身であり、10歳の時に精神病院に入院して以来あったことがない幼馴染でした。
サンジュンはソヨンに真実を話す代わりに日本人のカメラマンを連れて自分の指定するマンションへと呼び出し、そして自分がなぜ殺人を犯したのかを話し始めます。
その話は到底理解できないものでしたが実際に不思議なことが続けて起こり、サンジュンの言う奇跡は信憑性を持っていきます。

はじめは確実にサンジュンはただの頭のおかしい猟奇殺人半にしか見えず、サスペンスものとして見ていたのですが続けて起こる様々なホラー要素にオカルト映画なのかとさえ思ってしまいました。
80分間ワンカットのドキュメンタリー風に撮影しているのもあってかなりの緊迫感があり、サンジュンと日本人カップルが対峙するシーンは本当にドキドキして息をのんでしまいました。
そしてその日本人カップルがかなりキャラが濃く、一筋縄ではいかないところがこの作品の中でかなり魅力的なポイントになっていると思います。

終始最後はどうなるんだろうと不安でいっぱいで、なんだか狭い部屋に自分が閉じ込められたような気分になりましたがそれだけこの映画に入り込んでしましました。
ラストはかなり意外な展開を迎えましたがそれも含めて見れて本当に良かったと思います。
私は白石監督の作品は今まで何も知りませんでしたが、これを機にすべての作品を見てみようと思っています。

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