介護施設というのは色々とあるのですが

介護施設というのは色々とタイプがありますし、それによって入居できる人も違うということになりますからその点はよく理解しておきましょう。
例えばグループホームというところがありますが、これは認知症高齢者でない場合は入ることができない、ということになっています。

つまりは、入っている人は程度の差はあるにしても認知症の患者である、ということになります。
介護型ケアハウスというのもあります。
これは所得の低い人から優先的に入ることができるところです。
特別養護老人ホームなどもありますが、これも基本的には公的なところは所得が低い人から入る事ができるようになっています。
しかし、1万円でも低ければ優先的に、というほどの順番ではなく、申込み順に、ということになっているところが殆どです。
多少軽いところでは老人保健施設というところもあります。
これは在宅復帰を目指した施設であり、終の棲家とするようなところではない、ということになります。
あくまで治療が目的の施設、と言う名目になっていますが、多少長めに預けておきたい、という場合に利用したりすることもあります。
介護療養型医療施設というとろこは、特別養護老人ホームよりも重介護者が対象になります。
治療も目的になっているわけですから回復した場合には退去をしないといけないパターンもあります。

介護施設での治療行為、或いは介護の行為に関する費用なのですがこれは基本的に保険が適用されることになります。
但し、どの介護度であればどのくらい、ということも色々と違いがあることになりますから、細かいことはケアマネージャさんなどと相談をして今後の介護計画を決める必要性があることになります。
民間のところでは入りたい、といってお金があれば入ることができますが、公的なところはどうしても役所などに介護度を設定してもらってそれに応じて、と言う形になります。

ですから、かなり違いがあったりしますし、そもそも公的なところは収入が一定以下であれば金額的な上限を設けているところもありますから安心して入ることができます。
どうしても介護施設というのは入るのが大変になってしまっているのですがそれは費用的な問題もあるからです。
極端な話、お金があるのであれば困ることはないです。
民間の介護施設に行けばよい、と言うだけの話になります。
しかし、それができない、安い公的なところにいきたいと考えるからこそ、競争率が高くなるわけです。 


友人が家族信託を取り扱っている奈良の司法書士に相談したところ、認知症対策プランなど財産管理を受託者である子供が行うことができるプランがあるそうです。

 

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