知らないと損をする中古マンション購入のポイント

今回は知らないと損をする中古マンション購入のポイントをご紹介したいと思います。現在賃貸住宅に住んでいて、中古マンションを購入して住み替えようと思っている人に特にお伝えしたい内容です。

(1)中古マンションが買われるタイミング
一般の方が投資目的以外で中古マンションの購入を検討するタイミングは主に2回あります。1つは、20代?30代で賃貸住宅から中古マンションを購入して住み替える時。そしてもう1つは50代?60代で老後の利便性を考え、郊外の戸建てなどから主要駅近くの中古マンションへ住み替える時です。

(2)中古マンションを買うなら今?
先日東京都知事がブログで記載していましたが、今後東京都の人口は50年で3分の1まで減少することが予想されています。すると、人口は利便性の高い駅の近くに集中することになり、ついては複数路線のターミナル駅や、急行が止まる駅、または大きな商業施設があるなどの主要駅の近辺のマンション価値が高騰することが予想されます。ですので、今中古マンションを買うなら主要駅近くをオススメします。

(3)駅近物件を購入した方がよい理由
主要駅近辺のマンション価値が高騰する理由は上で述べた通りですが、もし駅近物件を検討するなら「駅距離徒歩5分以内」の物件を強くオススメします。なぜなら、もし今後その物件から住み替えた時に、そのマンションを賃貸物件として利用することができるからです。大手不動産賃貸のポータルサイトでも駅からの最短距離のハードルは大体5分以内だと思います。つまりその「駅距離徒歩5分」を押さえておけば、将来的にも資産価値を保てるというわけです。

(4)中古マンションは大規模修繕に注意
中古マンションを購入する時は、管理費と修繕積立金をしっかりと確認することが肝心です。物件価格が安くても、管理費と修繕積立金が高ければ、結局高い買い物になってしまいます。また、マンションは約10年毎に大規模修繕をするところが多いですが、自分が購入しようとしている物件が前回いつ大規模修繕を行ったのか、またはこれからいつ大規模修繕を行うのかをしっかりと確認しましょう。修繕積立金が安くて安心していたら、いつまでたっても修繕が行われず資産価値が下がってしまった、ということも考えられます。

以上、いろいろとポイントを書きましたが、物件は縁が大切です。全ての条件をクリアする物件は新築でも中古でも、そうそうありません。もし「これぞ」と思う物件に出会ったら、ぜひ前向きに購入を検討してみてはいかがでしょうか。