プラスチック加工機械の入れ替え

プラスチック加工の工場で働いています。
もう勤め始めて10年が経ち、最初は現場だった僕も今は工場の管理者として現場の人たちを支援しています。

工場には現場の人たちをまとめるリーダーの人がいます。
最近リーダーの人たちから上がってきた意見は、プラスチック加工機械のスピードをもっと上げられないのかというものです。
現場に熟練した人たちが増えてくると、人はもっと早く動けるのに機械のスピードが限界で生産効率が上がらない場合があります。
でも製品の製造数は日々多くなっていて時間だけがかかるというジレンマが今の現場の悩みだということがわかりました。

早速機械調達の部署と検討をすることになりました。
これまでも生産効率を上げるために機械を入れ替えたりしたことが何回かあるので、その時期に来ているのかもしれないなと同意してもらえました。
ただあまり費用はかけられないので中古機械を検討しようということになりました。

工場内にある全部をいきなり置き換えることは費用的に無理なので、中古機械として買取や下取りをしてもらえないか業者に確認することにしました。
古すぎる機械は引き取るだけになるようですが、中には再販できるものもあり買い取ってもらえることになりました。
また導入する機械も信頼性の高いものだという勧めがあり、導入する機械も中古機械で行くことになりました。
下取りと購入という形で導入すると費用も抑えられて、新品で同価格帯の機械を買うよりも性能の良いものを導入できます。

最終的に10台あるうちの半数を導入することで生産効率をかなり上げることが出来ました。
今後は残りの5台もコストを抑えて入れ替えていく予定です。