角川映画 天と地と

先日、家でかなり(ーー;)根気のいる作業をしなければならないこともあり、
とりあえずテレビで何の映画がやっているかチェックしていました。


すると、「天と地と」という日本映画が私の興味をそそりました。
それは歴史映画で、主演は榎本さんが上杉謙信武田信玄役を津川雅彦
務めていました。昔大作を撮っていた角川映画というもので、武田信玄
上杉謙信川中島での戦いを映画にしたものでした。

その頃、武田信玄は徐々に信濃を攻略し、その領地を拡大しようと試みます。
そこには村上義清という戦国大名がいたのですが、彼は上杉謙信に援軍を
求めます。

武田方には山本勘助という陽動作戦に長けた武将がいましたので、上杉方の
武将はつぎつぎにその策略にはまり寝返る者たちが続出してしまいます。

そんななか、謙信は人質の女子供を殺めたことに嫌気がさして、部下たちを
置き去りにして城を跡にしてしてしまいます。
しかし、越後には謙信(景虎)様の存在が必要ですと懇願されて、彼は再び
越後の虎として甲斐の武田と対峙することを誓います。

途中で色々と気になりはじめてしまったので、Wikipediaでこの
映画のことを調べてみると、もともと上杉謙信役は渡辺謙だったそうです
しかし、ロケ地のカナダで急病を患い続行不可能ということで帰国してし
まったそうです

その後松田優作といった名前も挙がったそうなのですが、上手く話がまとまらず
(確か彼の享年もその頃)最後はオーディションでこの俳優さんに決まった
そうです。

意味不明な話が多く、人物描写が希薄と批評されながらもカナダの壮大な
大自然のなかで行われた合戦シーンの撮影は、何万人のエキストラを要し、
CGなしで作られただけあって迫力があると書かれていました。

確かに途中で、武田の女武将隊が出てきては瞬殺されたり、もうすっかり
その頃にはおじいちゃんであったろう宇佐美定満がなぜか最後に謙信
一騎打ちをして斬られたりと事実とは異なりそうな場面が満載といえば
そうでした。

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