Scarface(スカーフェイス)

なぜか最近アル・パチーノ主演の「スカーフェイス」見ました。
ドンパチシーンが多すぎる過激な映画は苦手なんですが、
しかも2時間オーバー?なぐらいに長~い映画なんですが、
なぜか見始めると最後まで見てしまって
これってアル・パチーノの魅力???

内容は、キューバ移民の一人の男トニー・モンタナが、暗黒街のボスにのし上がって絶頂期を迎え、やがて衰退していく壮絶な生き様を描いたもの。
彼の成功には、当然ながら多くのリスクも請け負っているわけで、
それなりの地位と富を手に入れても、癒えることのない孤独感、
悲しい男の生き様がたっぷりと表現されている。
壮絶な最期のシーンは映画史に残るワンシーン! 
まさにアル・パチーノの魅力満載の作品

トニーの衰退の要因になったのは彼の悪役に徹することのできない人間性、
全てがクズのような男だけど、妹への愛情というか執着、汚い麻薬売買という暗黒に手を染めている自分を後ろめたく思っているからか、妹だけは、ママトモな世界で生きてほしい。純粋で汚れてほしくない。そんな人間らしい一面。女と子供は殺さない、そんな哲学。そういうところに魅力があるのかも

でも、エグいシーンや、 かなりきたない言葉が飛び交うので、
お奨めは...やっぱりできないかな(笑)